食糞(自分のうんちを食べる)に困っています(6ヶ月・ミニチュアシュナウザー)

Q. ご相談内容

クッキーさん(ミニチュアシュナウザー・6ヶ月・♀)より

「留守番中や、私が別室に行っている間に、自分のうんちを食べてしまいます。気づいたときにはもう半分無くなっていて、口臭も気になります。獣医さんには『健康上は問題ないから成長で消えることが多い』と言われましたが、正直気持ち悪くて、ショックです。どう向き合えばいいでしょうか。」

目次

A. 池袋店 三間トレーナー より

正直な気持ちを打ち明けてくださってありがとうございます。多くの飼い主さんが「言いにくいけどショック」と抱えているご相談です。まず安心していただきたいのは、パピー期の食糞は驚くほど普通に起きる現象で、多くの子は成長とともに自然に消えていくということです。獣医さんのおっしゃる通りです。

1. パピー期の食糞は「原因が複数」

子犬の食糞は、いくつかの要因が重なって起きます。
①探索行動の一環(口で確認したい年齢)
②消化しきれない栄養素が便に残っている
③飼い主の反応が「かまってもらえる合図」になってしまっている
特に③は大きく、驚いて『ダメ!』と駆け寄ると、犬側は「うんちを食べると飼い主が飛んでくる」と学んでしまいます。関心=ご褒美になる、というやつです。

2. 「食べる前に、静かに片付ける」を徹底

いちばん効くのはこれです。
①排泄したらすぐ、感情を出さず淡々と片付ける
②片付ける間、クッキーちゃんには別のことをさせる(おもちゃ・小さなおやつをばらまく)
③排泄後10〜15分は目を離さない
数週間続けると、食糞のチャンスそのものが減り、興味も薄れていきます。犬にとって、うんちが「よくわからないうちに消える存在」になるのが理想です。

3. 食事と生活の見直しも合わせて

フードが体質に合わず、消化しきれていない場合、便が甘い匂いを残して食糞につながることがあります。かかりつけ医と相談しながら、消化のよいフードに切り替えるのも一つの手です。加えて、退屈やストレスからくることもあるので、ノーズワークや遊びで頭を使う時間を増やすのも効きます。留守番前に軽く運動 → 疲れさせるのも予防に。

◆ 今日のポイント

  • パピー期の食糞は珍しくない。成長とともに消える子が多い
  • 驚いた反応が「関心=ご褒美」になっている可能性を疑う
  • 食べる前に、静かに、素早く片付ける。感情を出さないこと

1歳を過ぎても食糞が続く、あるいはお腹の調子が悪い(軟便・下痢が続くなど)場合は、消化吸収の問題や膵臓の機能を疑って獣医さんとよく相談してください。行動面での改善が必要なら、店舗で食後のルーティンを一緒に組み立てられます。恥ずかしがらずご相談くださいね、本当によくあるお悩みです。

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この記事を書いた人

創業19年、銀座発。延べ20万頭以上のワンちゃんと向き合ってきた専任トレーナーたちが、現場で得た知見をブログでお届けします。

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