Q. ご相談内容
ハナさん(チワワ・3ヶ月・♀)より
「トイレシートの上で成功することもあるのですが、外れることの方が多くて、リビングのカーペットや玄関でしてしまいます。見つけたときは『ダメでしょ!』と伝えているのですが、こそこそ隠れてするようになってきた気がします。何がいけないのでしょうか。」
A. 銀座本店 李トレーナー より
ハナちゃんが「隠れてするようになった」というのが、いま大事な手がかりです。おそらく、トイレそのものではなく「排泄する行為」が叱られる対象だと学んでしまっている状態です。焦らず順番に整えていけば、必ずうまくいきます。
1. トイレは「覚える」より「習慣化する」もの
犬は「シートで排泄する意味」を理解しているわけではなく、「ここで排泄すると気分がいい/褒められる」という感覚を体で覚えていきます。ですので、目指すのは成功体験を圧倒的に多く積むこと。失敗した1回よりも、成功した10回のほうが習慣を作ります。
2. サークルを一時的に狭くして、成功率を上げる
いま自由に動ける範囲が広すぎる可能性があります。トイレの成功率が5割を切っているうちは、寝る場所とトイレシートだけが入っているサークル内で過ごす時間を増やしてみてください。シートの上で排泄したら、その瞬間に「いい子!」と明るい声で褒めて、小さなおやつを1粒。数日続けると「ここでするといいことがある」を体で覚え始めます。慣れてきたらサークルを少しずつ広げていきます。
3. 失敗を「叱らない」ことが最短距離
失敗を見つけても、無言で片付けます。叱られると、犬は「排泄そのものが悪いこと」と学んでしまい、隠れてする・我慢するようになります。トイレのタイミング(起床直後・食後15分・遊びの後)にサークルへ誘導して、成功したらしっかり褒める。この繰り返しで、こっそり隠れる行動もほどけていきます。
◆ 今日のポイント
- 失敗を叱らない。「隠れてする」の元は叱られた記憶
- サークルを一時的に狭くして、成功率を意図的に上げる
- 成功の瞬間に「いい子」+ ご褒美1粒を、毎回徹底する
チワワさんは体が小さいぶん、膀胱も小さくトイレの回数が多い犬種です。焦らず、家の環境をハナちゃんの側から見直すつもりで進めてみてください。1〜2週間試しても改善しない場合は、サークル配置やご家族の対応を店舗で一緒に見直せます。
